2010年12月1日水曜日

係活動

皆さんもご存じの通り学校、特に小学校の場合は「係」という物があって一定の自治がおこなわれる訳ですね。例えば「いきもの係」とか「しんぶん係」。僕もやりました。ところが娘さんは今、仰せつかっている係のことを聞くといまいち理解出来ない。で、その娘さんの係が何かというとどうやら次の2つ。

一つは「監視係」。娘さんの通う学校では朝、スピーチの時間というものがあります。スピーチの担当となると他の学年のクラスにいって色々スピーチをしてくるという誠に結構な企画。企画としては誠に結構なんですが一点弱点が。その時間、担任の先生もスピーチ担当と一緒にクラスを離れるのため監視がおろそかになる。もちろん、娘さんのクラスには他の学年からのスピーチ担当の生徒とその引率の先生がいらっしゃるので無法地帯に陥ることは避けられているようですが、担任の先生ではないので統率がいまいちな点と、スピーチに来たのが下級生で、これに対してあんまりなことをするとクラスの恥になる。

というわけで、スピーチに出かける先生から誰君と誰君に気をつけろという指示がでて、それに基づきクラスの恥を回避するべく睨みを効かし、必要に応じては実力行使するのが監視係の仕事らしいです。

もう一つが「捕縛係」。娘さんのクラスには何名か先生に怒られると逃走する癖のあるお子さんがいらっしゃるそうです。先生に怒られるとその場でしゅーんとするのがディフォルトかと思っていたんですけど、なかなか意表をついたリアクションですね、奥が深い。更に先生が逃走する生徒を追っかけると先生がいなくなったクラスが無法地帯化する可能性が高いのがこの問題への対処の難しいところ。

というわけで、逃走犯が出現したら3名セットで追跡、捕獲し、クラスへの連行するのが捕縛係の仕事らしいです。なお、補足しますと、捕縛係は自主的に結成されたそうです。

うーん、要するに娘さんは警備担当なんですねとお伺いしたところ、概ね合意いただきました。娘さん曰く「男子を統制するのは大変なのよ」。そうなんですか、僕は自分が過去男子だったので、自分が見てきたのは世界の一面でしかなくて、女子というもう一つの見方がからみると大分違った世界なんだなぁ、と感心してしまいました。

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